Kazuha Katayama
Works

光と時間の復元

Exhibition view

作品概要 -つしまアートスケープ2017 出展 2017.5.5-7

愛知県津島市にある空き家「旧鈴木邸」にて展示した作品。

長い時間の経過を感じさせるものが多く残っているこの家で、古いカーテンを見つけたこと、
また、北向きの窓のあるこの部屋には自然光が入ることから、
光に晒されたものをモチーフとし、
光によって変化するもの(植物の成長や枯れる様子、劣化した布やプラスチック)を集め、
日常生活の中で知らないうちに進んでいる時間の経過を想像するためのインスタレーションを制作した。

室内には、実際に光によって経年変化した物を置き、
それに加え、劣化で失われた部分や、窓越しに見えただろうと思われる景色を、手描きで復元している。

また、素材となっているカーテンの一部は、この家にあったものを使っている。