Kazuha Katayama
Works

Private park

Plate

Still of video

Exhibition view -2009.4 名古屋大学 教養教育院プロジェクトギャラリー「clas」

作品概要

公園で休憩している時や、駅や広場で手持ち無沙汰に何かを待っている時など、私達は、外で何をするわけでもない時間を持つことがある。そこでは人は心細さを感じることもあれば、解放感を感じることもあり、人々の気分は風向きのように常に変化している。
そのような、パブリックな空間での些細でプライベートな瞬間をわざと作ることによって、小さく無意識的な要素が人の意識や場の 空気に与える影響を見つめるプロジェクト。

このプロジェクトでは、最初に空き地や公園で対象者に実際に「ぼんやりと」過ごしてもらい、その時感じたことをインタビューした。
さらに、そのインタビューを元に小さなシナリオを作り、後日同じ場所で演技してもらったものを撮影した。
作品となったものはその写真、ビデオ、シナリオで構成されている。